グルタミン

美容などでお客様がとくに気にされている“コラーゲン”。テレビCMや薬局でもよく見かけることがあります。コラーゲンはサプリメントなどで経口摂取をしても意味がないといった意見もあるようですが、実際はどうなのでしょうか。しかしながら摂取における効果を考えずとも、コラーゲンが身体や美容にとって非常に重要な“たんぱく質”であることは間違いないのです。

コラーゲンの役割

人の身体は約60兆個もの細胞で作られています。この細胞を包み、尚且つくっつけている物質を細胞マトリックス(ECM)と呼び、コラーゲンはこのECMの主成分になります。たんぱく質が家を造るレンガとするならば、レンガ同士を繋ぎとめるセメントのような役割をしているのがコラーゲンです。もちろん他にも役割はありますが、美容、トレーニング両方において重要なポイントと言えます。

コラーゲンは20代をピークに、50代ではその半分まで減ってしまうと言われています。それだけではなく、加齢による代謝機能の低下からコラーゲンを含むたんぱく質の生成が上手くいかなくなってしまうようです。コラーゲンが減る理由は、新しいコラーゲンを作れなくなることと、せっかく作ったコラーゲンが分解されてしまうことに起因しています。

たんぱく質であるコラーゲンは、時間が経てば劣化してしまいます。そのため、古くなったコラーゲンを分解して新しく作り出すのですが、この機能が弱まってしまうことで分解されたまま新しいものが作られない、といった悪循環に陥ってしまうのです。

コラーゲン不足による弊害

他のサプリメントと違い、情報量の多いコラーゲン。不足による弊害は何となくイメージし易いかと思います。肌の弾力の低下や、しわ、たるみ。コラーゲンは髪や爪の主成分であるため、髪の毛のつやが無くなり、細く薄くなってしまう。爪が割れやすくなった、などはコラーゲンが不足しているのかもしれません。※コラーゲンと毛髪については、まだ因果関係がはっきりと解明されていません。しかし、ポジティブなデータが多く存在し、個人的には適度な運動と組み合わせることで充分に効果があるのではないか、と考えています。

以上を踏まえ、皆様がお考えのようにコラーゲンは美容に対して深い関わりがあると言えます。

トレーニングとコラーゲン

コラーゲンが美容に対して重要であることは分かったかと思いますが、トレーニングとはどのような関連性があるのでしょうか。コラーゲンペプチド※(コラーゲンを細かく分解したもの。吸収されやすいと考えられている。)を使用した高齢男性を対象とした実験結果によれば、筋芽細胞の筋管細胞への分化と筋管細胞の肥大を促進することが明らかになった、と報告されています。つまり、短絡的ではありますがコラーゲンの摂取で筋肥大が可能であることが示唆されています。

また先ほどコラーゲンの不足について記載をしましたが、適度な運動との組み合わせがコラーゲン生成のカギになると考えています。トレーニングを行うことで代謝機能を向上させることができますが、これによりコラーゲンを生成する能力が改善されることが期待できるのではないでしょうか。外部からの摂取だけでなく、トレーニングによる相乗効果も狙っていきたいところです。

効率良く吸収するために…

コラーゲンは20代をピークに減少します。そこでサプリメントからの摂取をおススメしたいのですが、効率良く吸収するために“ビタミンC”と“アルギニン”を併用することでよりコラーゲンの吸収を高めることができると言われています。ビタミンCはコラーゲンの原料であるプロリンが水酸化を行うために重要となり、アルギニンはコラーゲンの形を構成する際に必要となります。3つとも比較的安く簡単に手に入るため、意識して摂っていただきたいと思います。

逆に気を付けなければならない点もあります。揚げ物などの高脂肪食と同時に摂ると、善玉ホルモンのアディポネクチン(脂肪細胞から分泌されるホルモン)の働きが弱まり、コラーゲンやヒアルロン酸を低下させてしまいます。また、糖分の摂取過多によりコラーゲンの糖化(糖の一部が、たんぱく質を構成するアミノ酸と結合して老化物質を増やす現象)に繋がってしまうため、こちらも注意が必要です。

コラーゲンのメリットと、摂取方法などについて自身の考えとともに記述を致しました。総括として言える事は、どれだけ効果が認められているものであっても、単体での効果の体感は難しいのではないか、ということです。前述したように、コラーゲンの効果を最大限に発揮するためには適度な運動と正しい食生活が推奨されます。コラーゲンの摂取とともに、少しずつ健康的な習慣を意識してみてはいかがでしょうか。

この記事の文章

樽本勝司
Shoji Tarumoto

レヴィアス田町

小、中と野球に励み、その後陸上競技に転向。3年生最後のインターハイ予選前に怪我をし、リハビリで始めたウエイトトレーニングにのめり込む。大学でさらにその思いが加速してしまい、「学校に行ってくる。」と言いつつジムに入り浸る生活がスタート。学費の支払いや興味の持てない授業に疑問を感じてしまい、一念発起し都内のパーソナルジムに就職、四年間でパーソナルの知識や接客のノウハウを学び、REVIAS田町店へ。

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